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犬の所有欲

2026年4月20日

先日、書き途中の記事が中途半端な状態でアップされておりました。

後日、きちんと書いて再アップいたしますので、少々お待ちください。


さて。

ディーニャが来日し、半年が過ぎました。

内、約2か月はハンドラーさん宅で集中的にショーに出るために手元から離れておりましたので、実質私と過ごしているのは4ヶ月くらいでしょうか。


段々と私との生活にも馴染み、我が家のメンバー(人間、犬含む動物たち)との関係も、初めほどの緊張感が無くなってきたところです。だからと言って万事スムーズにいくわけではなく、馴染んできたからこそ出てくる問題が新たにあるのが、犬という生き物。ディーニャは最近、他の犬に対して、私への所有権を主張するようになりました。可愛らしい表現を使うなら「やきもち」です。要は他犬、特に我が家のメンバー犬に対して「私の飼い主よ!勝手に近づかないで。私を一番に見てほしいの!」の主張。まだ、彼女のこの主張は非常に緩やかで、唸ったりなどの行動は出ていませんが、私が他犬を構っている時に、物理的に他犬と私の間に入り込む、視線で圧をかける…などなど、女子力を駆使してアピールしております。


この主張が強ければ強いほど、広い意味でガードドッグとしては優秀です。でも、いつ何時でもそれを出していいわけではありません。通常の生活の中でそれを許し続けると、大事故に繋がるケースが多々です。飼い主の制止に従わず、他者や他の生物を攻撃するなど以ての外です。飼い主が望んでいるのに、客人を自宅・私有地に招き入れられない等も問題です。一方で、防衛などを含む専門的な訓練を入れたい場合は、それ専門の訓練士にしっかりと学んでください。大多数の家庭犬トレーナーでは決してできませんし、真似ことで行うのは非常に危険です。実績・知識にあるプロに従事して下さい。彼らは知識・経験共に豊富です。


この、ディーニャが新たに示している一連の行動が、「自己主張」です。自己主張自体は問題にはなりません。主張がない動物はこの世に存在しませんし、これがある程度無いと、様々な場面で躓くことにもなります。問題となるのは、この主張のバランスが乱れ、犬同士が争いに発展するケースがあるということです。犬同士のトラブルは、ほぼ全て自己主張によって起こります。


この犬達の主張を、時に牽制し、時には受け入れ、上手く欲求や不満をコントロールして、円滑に平和に、犬たちが争い互いに怪我をすることなく暮らせるようにするもの、飼い主の大切な役目です。


因みに、我が家の旧メンバー2頭(ベルジアンシェパードドッグ・グローネンダールと、チェコスロバキアン・ウルフドッグ)は、このような犬の行動を受け流すことの経験をたくさん積んでいます。ですので、即、火花を散らす事態にはなりません。ただ、やられた方は多少なりとも不快ですし、この2頭もかなり強い性格をしているので、やはり犬たちが不満や不快を抱え込まないよう、私も気を配っています。

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