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ブリーディング・プラン

2026年9月7日

カンガル・シェパード・ドッグの、日本での繁殖計画を立て始めています。


私はすでに、犬以外の動物のブリーダーを20年余り行っておりますので、業としては登録済みです。(何回か転居をしている為、そのたびに取扱業も取り直しになっていますが。)

法律的な準備は全て整っておりますので、そちらの話は一旦置いておきます。

犬の話に戻りましょう。


先日、2歳を超えたディーニャの関節の検査を行いました。

当初に公表していた通り、OFA(こちらはアメリカの組織。国内ではJAHDですね)と、Penn-Hip(ペンヒップと読みます。アメリカのペンシルベニア大学獣医学部門が開発した検査方法です)の両方を行いました。今現在、国内でこの両方の関節検査を行っているブリーダーを、失礼ながら私は存じ上げません。もし、いらっしゃったら是非ご連絡をください!


個人的に、OFAまたはJAHDの関節画像評価のみですべてを結論づけるのは、ナンセンスだと捉えております(是非の話をしているのではありませんので、誤解なさらないでください)。なぜならば、以前にも述べたと思いますが、この2つの検査は現行、VD像(仰向けで取った関節の画像)1枚での判定になっているからです。これらの検査から判ることは限定的である、と、本国アメリカでも言われております。ご興味のある方々は、アメリカの整形外科の獣医師たちのホームページをご覧いただければと思います。OFAとPenn-Hipを比較した詳細な説明が、掲載されております。


OFAまたはJAHDでは親犬・親戚犬の股関節評価は良かったのに、次世代に形成不全が出た…という話は、珍しくはありません。実際、股関節形成不全の発症に限って言えば、遺伝が7割・環境要因が3割と言われている為、飼育環境に問題があった可能性もあるわけです。また、環境要因の影響をどのくらい受けるのかという問題も、犬の最終的な大きさが関わってきますので、単にこうだからこう。と、言い切れない部分もあります。


が。

実際、OFAまたはJAHDで検査をした結果が素晴らしくても、Penn-Hipを用いた検査だと良くない結果が出たケースもあります。OFAまたはJAHDと、Penn-Hip両方の検査のスコアが好ましい個体のみを選抜してブリーディングをしていったとしたら…。それでも、股関節形成不全は「環境要因が3割」となるのかどうか、私は興味があります。


但し、「とにかく全く異常のない個体同士をブリーディングしていく」ということになると、遺伝子多様性の脆弱化に繋がってしまうので、個人的に、そこも考えねばならない課題だとは思います。


関節検査に限って言えば、「結果がよくない個体を繁殖から外す」という目的もありますが、このペンヒップのスコアも検査要綱に組み込むことによって、更に関節疾患に罹患するリスクの低い犬同士の交配が、可能になるのではないかなと希望を持っております。


話題は変わりますが、最近は、遺伝子検査では数百種類・全項目異常がありませんでした、と、いう文言が見られることがありますが、その遺伝子検査も犬種ごとによってマーカーの位置が異なるけれど、現時点で全項目の遺伝子疾患の全ての犬種毎のマーカーが判明しているとは、とてもとても思えないのだけれど…???どういう検査???と、謎に思っております。


詳しくご存知の方、いらっしゃいますか?




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